朝を制するものが、すべてを制する
私は朝型人間です。
朝5時くらいから原稿を書いている時が一番いい仕事ができるように思います。
なぜ朝がいいのでしょうか。
それは、しっかり眠った直後なので、脳の働きがもっともいいということがまず一番の理由です。
それに加え、道を走る車も少なく、日中よりは空気もきれいで、騒音も少ない。
電話もかかってこない。
さらに、日本では朝一番に新聞が届く。
夜に比べれば、知的な活動がやりやすい条件が整っていると言えるでしょう。
そんな良い条件が揃っているなら、朝型へ生活を変えない手はありません。
子育てのなかでも、可能な活動を夜から朝へ変えてはいかがでしょうか。
そして、朝に一番やってほしいことは、音読です。
姿勢を正し、腹からしっかり声を出す。
声を出すということは、朝でなくても人間を元気にします。
高校野球などで、大逆転勝利を遂げるチームは概してよく声が出ています。
この音読の効果を朝に持ってくれば、強力な力が発揮されるに違いありません。
長く私を取材されている方は、生活を朝型に切り換えられる方が多いです。
脳がよく働いている上に、余分な仕事も割り込んでこず(マスコミ各社では午後になって活動が活発になることが多いようです)、結果的に退社時刻が早くなるだけでなく、残業も減ったという話を良く聞きます。
また、付き合いの長いある新聞記者さんは、「陰山さんや陰山さんのかかわる学校の取材をすると、生活を朝型にしたくなるんだよ。なんか、本当にわが子ば伸びるように思えるんだよね。私の家庭でもやってみた。そして子どもが伸びた。私自身も、こういう仕事をしているが、努めて朝型にするように努力をしてみた。そうすると仕事がはかどるようになったんだ」と話してくれました。
政治家や財界では朝食会というものが流行っているとのことです。
朝が重要だということを知っている方が多いからなのかもしれませんね。

