生活の中で目盛りや単位に触れさせよう

算数の学習で、簡単そうで意外と難しいのが単位の学習です。その前段階の目盛りの読み方も、子どもはつまずきやすいものです。計りによって2ごとに目盛りが打ってあったり、5ごとに目盛りが打ってあったりし、これがわからないのです。なぜでしょうか。それは使ったことがないからです。

使ったことがないから分からないのですから、分かるようにする近道は、使うことです。それも日常生活の中で触れさせ、体感させることが一番です。例えば料理の手伝い。調味料の重さや量を、計りを使って計る。これだけで液量や重さなどの学習ができるのです。日常からこうしたことを家庭でやっている子は簡単に理解します。特にこれからはデジタル製品が増えてくるでしょう。目盛りを読むことでさえ、あえて意識して体験させることも大切になってくるかもしれませんね。

自動車に乗った時、スピードメーターを読むのが好きな子もいます。もしお子さんがそうであれば、その時に「この40キロというのは、1時間に40キロメートル進むという意味だよ」という風に、子どもの疑問に答えてあげて下さい。高学年になって速さ、時間、距離を学習する時に活きてくるでしょう。また、1キロメートルという長さについても、一度親子で一緒に歩いてみて下さい。子どもは体験することで、正しい距離感覚を身につけ、それを案外覚えているものです。

学習というと、とかく教材を買ったり、ドリルをやったりと、とかく机の上で行うものをイメージしがちです。しかし、生活の中で学習させることは、意外と多くあるものなのです。