私が主宰する徹底反復研究会で学ぶ若い先生からうれしいメールが届きました。
一部を掲載します。

＊＊

陰山先生の漢字８割理論は本当でした。
わたしのクラスの子で成績の悪い子がいました。
女の子です。
素行も悪く、夏休みにはピアスをしていました。
１～６年の漢字をやりまくりました。現在は、国語のテストで１００点を連発しクラスで上位に入っています。
そこから自信がついたのか、あいさつ、返事がよくできるようになりました。
「なんで伸びたん？」と聞くと、「漢字を読んだり書いたりできるようになったから。」とのことでした。
漢字８割理論が本当だ、ということがわかりました。
反復は間違いありません。
そして、落ちこぼれをなくすために絶対に必要な手法です。

＊＊

漢字８割理論というのは、そんな難しいことではなく、要はどんな漢字テストでも８割以上確実に取れるようになれば、その段階で急速に学力が伸び、テストの点が急上昇するというものです。全国に徹底反復の実践が広がり、あちこちから漢字を前倒して指導する中で共通して言われるようになったことです。
学力をつけるためにあれやこれやといろいろな方法に手を出したくなるところですが、まずは漢字に集中する。まあ、多くの学校では認めたくない事実でしょう。

しかし本気でやれば短期間でこの事実はどの学校、どの学級、どの子でも起きてきます。