陰山ブログ

北京遠征記 その1

< GLF >
 北京から、帰ってきました。
今回、北京に行ったのは、マイクロソフト主催のガバメント・リ-ダ-ズ・フォ-ラム(GLF)という国際会議への参加と、北京航空大学付属小学校での陰山メソッド実践試行が目的でした。

 まず、GLFですが、何ともエキサイティングな経験でした。
国際会議への初参加というのも、刺激的でしたし、何よりあのビル・ゲイツ氏と対面できたことが刺激的でした。
そして、会議本番でのできごとです。私は約10分の時間をもらって、プレゼンをしました。
現在、進めている「電脳陰山メソッド」の方向性について、話しました。
 アジア各国から政府関係者はじめ多くの方のプレゼンが続く中でのことですし、同時通訳での発表ですから、普段の講演のようにみんなに笑ってもらいながら楽しく、というわけには行きません。
今回は、時間も短いし、失敗もできませんから、完全な原稿を用意して臨みました。それでも笑いを取ろうと、3カ所、自分なりに細工をしましたが、実際にやってみると、笑う人は極めて少数。私は原稿を読むだけで、精一杯でした。そのため終わった瞬間は、挫折感のようなものを感じましたが、同じく参加していたテレビにも時々出ていらっしゃる千葉商科大学学長の島田晴雄先生が、寄って来られて、「非常にすばらしいスピ-チだった。」と言っていただきました。他の、関係者にも、「なかなかよかったですよ。」との評価でした。でも、半信半疑で、どうもすっきりしませんでした。
 ただ、これは帰国後聞いたのですが、マイクロソフト社の幹部クラスでも話題になり、十分な評価が出ているとのことです。いやあ、よかった。