陰山ブログ

「京都教育懇話会」設立記念シンポジウム

5月29日は、「京都教育懇話会」設立記念シンポジウムにパネリストとして参加してきました。
この「京都教育懇話会」とは、企業の業態や小・中・高校、大学の違い、公立と私立の違いなどを越え
、ともに交流し、学び、研鑽し、そして情報発信する「場」づくりを目指しています。

この日のプログラムは、
○経済産業省産業人材政策担当参事官の守本憲弘氏の基調講演
○村田製作所の自転車に乗るロボット「ムラタセイサク君」の出前授業
○堀場製作所の堀場厚社長の司会で、シャープ株式会社の谷口実氏、松下電器産業の小西ゆかり氏、京都市立堀川高校の荒瀬克己校長、私でのパネルディスカッション
でありました。

設立趣旨にあう、幅広い分野の人が集まり、それぞれの立場でできることを考え、立場を越えて連携できる事を探る、中身の濃いシンポジウムであったと思います。

全体を通してのこの日のテーマは、「ものづくり」という観点から見た理科教育でした。
様々な人の意見を聞き、また意見交換を行いながら、理科教育のカリキュラム作りが次の課題であると
の認識を、改めて私も強く持ちました。