夏休みが終わりに近づいていますが、この時期に行って欲しいことが3点あります。
まず、“早寝早起き”の生活習慣を、もう一度きっちり行ってください。長期休暇にはどうしても、遅寝遅起きになってしまいます。ただ、目標もなく、単に早寝早起きを実行すれば良いという訳ではありません。2学期からの生活に目標を定め、2学期から実行しなくてはいけない時間に合わせて行ってください。
次に、2学期にどのような学習をするのか、その内容を、教科書や参考書などで確認してください。予習と聞けば、未学習の問題を解くといったイメージですが、そこまでしなくても良いのです。どのような学習をするのかをざっと見るだけで良いのです。運動会や文化祭といった、学習が一時滞る行事がこれからありますので、どの様なことを学ぶのかを知ることが重要となります。そして、学習計画が自分自身の中で出来てくることも大切です。
最後に、夏休みの宿題についてです。休みが終わりに近づくと、家庭で問題になるのは、宿題が出来ているかどうかです。出来ていないと、つい、子どもに厳しくなってしまう親御さんもいらっしゃると思います。ここで問題となるのが、宿題が出来ていない子どもが、学校に行きにくいと感じ、不登校傾向になることです。また、学校へ行くと言いながら、他の所へ出かけるといったことも起こります。学校の教師側からすると、やはり宿題が出来ていることに越したことはありません。しかし、先ほど述べた問題が起きることを心配しています。教師からすると、宿題が出来ていない子どもがいることは、毎年のことなのです。ですので、宿題が出来ていなくても、「宿題はもう少しかかっていいから、とりあえず学校に行っておいで。」というふうに送り出してもらいたいと思います。
残りわずかな夏休み、是非、価値あるものにしてください。
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