陰山ブログ

徹底反復研究会関西月例会

5月31日、徹底反復研究会の関西月例会を開きました。
私がこれまでやりたいとずっと思っていたことの一つに、子どもを伸ばす実践を、実際に実践している
人同士で交流し、研鑽していくというものがあります。
現在、そのための組織作りの最中でありますが、関西地区ではそれに先立って毎月勉強会を行っていきます。

今回はその第一弾です。
参加者は15名で、その内訳は公立小学校長、教育委員会指導主事、現場教職員、塾経営者、新聞記者、教職を目指す大学生と、実に多岐に渡っていました。

まずは学校ぐるみでモジュール授業に取り組んでいる、京都市立勧修小学校の桑名良幸先生の実践レポートの発表です。
学ぶ子どもの姿が実にいきいきとしており、それだけでも子どもが伸びている様子が見て取れました。
レポート発表後も、活発な意見交換が行われ、非常に良い会になったと思います。

以下、参加者の感想です。

○若い先生方の熱気に触れ、久々に初心に戻った気がしました。
この方達が核になる日も近いと思います。
○現場の熱い思いを聞けて、また気持ちを新たにしました。
立場を忘れて話ができたことがすごくありがたかったです。
○とても勉強になった。
教師ではないのですが、この運動が広がるようにお役に立てればと思います。
○実践を紹介していただいてイメージが沸いてきました。
必ずやってみようと思っています。
子ども達がどのように変わっていくのか楽しみです。
自分で月曜から実践していきたいと思います。
○やってみたいな・・・と思いながらも何も進められないまま今まで来てしまいました。
今日をきっかけに、できることから始めたいと思います。
まずは授業のはじめに音読や計算、子どもの興味の持てそうな教材で暗唱などをやってみたいです。
○とても参考になりました。
時間があっと言う間に過ぎた気がします。
徹底反復の大切さはよく分かっていたのですが、モジュールについてはあまり知らなかったのでとても勉強になりました。
○実践のための時間を確保してやってみようと思います。
現在はスキルタイムにリズムをあわせてやらせていますが、様々な方法を研究してやってみても面白いなと思いました。
実践例や話を聞けてやる気が出ました。
○モジュール授業について、ほとんど無知の状態でしたが、具体的な取り組みや実践を見せていただき、大変参考になりました。
○初めてモジュール授業の実践を見せていただきました。
レポートの子ども達は、力がつけられているのが分かりました。
反面、自分が指導してきた子ども達に申し訳ない気持ちにもなりました。
授業のスピード・テンポ・タイミングは、明日から実践していきたいと思います。
○モジュール授業なり陰山先生のメソッドは、塾的な方法論とかなり親和性が高いと思いました。
今後も楽しみです。
○具体的な実践を見せてもらい、モジュール授業で音楽科的内容にも取り組めると思いました。
とても勉強になりました。
○モジュール授業については、以前陰山先生の講義で学習しました。
今回のレポートではモジュール授業の広がりを感じ、また、子どもや先生を元気にしていると感じました。
教職を目指す上で、スキルアップしていけるよう、今後も勉強していきたいです。
次回は6月21日(土)10:00から開催予定です。
興味を持たれた方は、ぜひご参加下さい。