陰山ブログ

北京遠征記 その2

<ビル・ゲイツ氏との対面>
ビル・ゲイツ氏との対面が実現したのは、本番前日の晩餐会でのできごとでした。
実は、翌日の昼食会にも招かれていましたから、対面するのはまちがいなかったのですが、その場での対面は、参加者も多く、儀礼的なものでしかなかったのです。
ところが、晩餐会で、マイクロソフト社の日本社長であるダレン・ヒュ-ストン氏と、新しいプロジェクトについて話をしていると、突然「君はビルに会ったことがあるか。」と突然言い出し、「ない。」と答えると、「そうか、ビルに会わせてあげよう、私についてきなさい。」と、立ち上がって、さっさと歩き出したのです。

 「ええっ」と思い、とにかくダレン氏にあわててついていきました。そして、ダレン氏はビル・ゲイツ氏に歩み寄ると、「日本で、タブレットを実にうまく使っている陰山という男だ。」というようなことを言い、紹介を始めました。
ビル氏は、やっていることを止め、立ち上がり、私についての説明を聞いていました。そして、ビル氏はすばらしいことだというようなことを言ってくれました。
しかし、まだ理性があったのはそこまで、もう私は完全に浮足立ってしまい、もう何が起きているのかわからなくなってしまいました。ただ、「会えてうれしい。」と吠えるしかなかったのです。そして、記念写真を撮ってもらいました。
いやあ、びっくりしたが、実によかった。
(ただ、これはあくまで彼の個人的好意によるものですから、肖像権の問題があり、公開はできません。残念。)